糞便検査は、消化管内の出血の有無、肝・胆・膵疾患の有無、寄生虫の存在、あるいは下痢便での食中毒の検査を目的として用いられます。

今回は海外の病院から入手した残余検体のリストをご紹介します。
下記2種類の糞便検体が記載されているリストとなります。
・ノロウイルス陽性患者 糞便検体
・健常人糞便検体
こちらをクリックして、糞便検体のリストをダウンロードしてください。
ノロウイルス(Norovirus)は、もっとも一般的な胃腸炎の原因です。
感染者の症状は、非血性下痢、嘔吐、胃痛が特徴で、発熱や頭痛が発生する可能性もあります。
ウイルスは通常、糞口経路によって伝播し、汚染された食品や水、または人と人との接触による可能性があり、汚染された物体の表面を介したり、感染者の嘔吐物からの空気を介して広がることもございます。
世界では、年間約6億8500万件のノロウイルス発症者と、20万人の死亡をもたらし、先進国と発展途上国の両方で一般的です。
便の主な検査
一般検査
肉眼の観察、潜血検査、トリブレー検査、脂肪検査、
寄生虫卵・原虫の検査、寄生虫身体検索
生化学の定量検査
脂肪、ウロビリン体、各種電解質、そのほかの成分
細菌学的検査
塗抹検査、培養同定検査、薬剤感受性検査
当社では、ユーザー様のニーズにお応えできるよう様々な生体試料をご用意しております。
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